2025年04月18日 現地レポート

世界の歯科最前線を体感 ― シカゴ・LMT Lab Day 2025現地レポート

2025年2月20日(木)から22日(土)の3日間、真冬のシカゴに世界中の歯科関係者約20,000人が集結しました。補綴、歯周、歯内、インプラント、矯正など、歯科臨床のあらゆる分野が網羅されたこの一大イベント。現地の外気温はマイナス20度──まさに凍てつく寒さの中で、世界最先端の歯科医療と技術が熱く語られました。

私自身、今回が初めての参加でしたが、3日間があっという間に過ぎるほどの充実ぶり。中でも印象的だったのが、「LMT Lab Day Chicago 2025」(主催:LMT Communications Inc.)。アメリカ最大の歯科技工関連イベントとあって、会場には数年先を見据えた革新的な材料や機器がずらりと並び、技工の未来を予感させる展示に胸が高鳴りました。

実はこれまで、このイベントの存在は知っていたものの、極寒の地ということもあり、日本からの参加者は他の国際デンタルミーティングに比べると圧倒的に少数。ですが、実際に現地を訪れてみると、その規模と熱気、そして技術の深さに圧倒され、「なぜ今まで来なかったのか」と悔やむほどの体験となりました。

現地入りは開催当日の早朝、帰国は終了日の夕方という超タイトな2泊5日スケジュール。しかも羽田空港の駐車場に、防寒の命綱とも言えるダウンジャケットを忘れるという大失態もありましたが、ハプニングすらも貴重な経験の一部。シカゴの極寒の地で得た刺激と学びは、きっと今後の臨床に大きな影響を与えてくれるはずです。

井畑 信彦

■この記事の監修者

井畑 信彦

経歴
  • 1985年 日本歯科大学 卒業、東京大学医学部 口腔外科にて研鑽、埼玉医科大学 形成外科にて研鑽
  • 1999年 東京大学大学院 医学系研究科 口腔外科学 修了
  • 1999年 いばた歯科 開業(東京都品川区)
  • 2001年 埼玉医科大学 形成外科学 専攻生 修了
    口腔外科・形成外科で培った解剖学的理解、外科的安全性、審美的配慮が、現在の精密歯科治療の基盤となっています。
所属機関
  • 公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医
  • AO(Academy of Osseointegration/米国インプラント学会)アクティブメンバー
  • EAO(European Association for Osseointegration/欧州インプラント学会)アクティブメンバー
  • ITI(International Team for Implantology)メンバー
  • CIDクラブ(Center of Implant Dentistry Japan)会員
  • 一般社団法人 日本臨床歯科CAD/CAM学会(JSCAD)指導医
  • ISCD(International Society for Computerized Dentistry)国際インストラクター
  • 日本審美歯科学会 会員
  • 日本顎咬合学会 認定医
  • EPA(European Prosthodontic Association/欧州補綴学会)アクティブメンバー
  • デジタル歯科学会 会員

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