歯のコラム

セラミック歯の平均寿命は何年?長く使うためのポイントも

こんにちは。品川区大崎、JR「大崎駅」南改札より徒歩5分にある歯医者「いばた歯科」です。

歯科治療のなかでも、見た目の美しさと機能性の高さから人気を集めているのがセラミックの歯です。天然歯に近い自然な白さと耐久性を兼ね備えており、虫歯治療や審美目的で選ばれるケースが増えています。

しかし、セラミックはあくまで人工物であり、永久に使い続けられるわけではありません。使い続けるうちに劣化や破損が起こり、寿命が短くなることもあるため、正しい知識を持っておくことが重要です。

今回は、セラミック歯の平均寿命や寿命が短くなる原因、そして長持ちさせるための方法について詳しく解説していきます。セラミック治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

セラミック歯の平均寿命

セラミック歯の平均寿命のイメージ

セラミック歯は耐久性に優れているとはいえ、素材や使い方によって寿命に違いが見られます。

一般的に、セラミック歯の平均寿命は10年から15年ほどといわれています。これはあくまで平均的な目安であり、丁寧にケアを行い、定期的にメンテナンスを受けていれば、それ以上使用できるケースも少なくありません。

一方で、噛む力が強い人や歯ぎしりの癖がある方は、摩耗や破損のリスクが高まり、平均寿命より短くなることもあります。また、セラミックの内部にある接着剤が劣化すると、歯との密着性が下がり、再治療が必要になる場合もあります。

このように、セラミック歯の寿命には個人差があるため、平均寿命は一つの目安としてとらえ、適切な管理が欠かせません。

セラミック歯の寿命が短くなる原因

セラミック歯の寿命が短くなる原因を伝えるイメージ

セラミック歯は適切に扱えば長持ちしますが、いくつかの要因によって寿命が縮まることがあります。ここでは、セラミックの歯の寿命が短くなる原因について解説します。

噛み合わせが悪い

噛み合わせにズレがあると、一部の歯に負担が集中します。セラミックは硬い素材ですが、力のバランスが崩れると、ひび割れや欠けが生じやすくなります。特に就寝中の噛みしめや無意識の歯の接触があると、継続的な圧力がかかり、破損する可能性があるでしょう。

噛み合わせに違和感がある場合は、早めに歯科医院で相談することが大切です。

しっかり歯磨きができていない

セラミック自体は虫歯になりませんが、その周囲の天然歯や歯ぐきには日々のケアが欠かせません。

とくに、セラミックと歯の境目には汚れが溜まりやすく、丁寧に磨けていないとプラークが残り、歯周病や虫歯を引き起こす原因になります。こうしたトラブルによって土台の歯が弱くなると、セラミックを支えられなくなり、再治療が必要になることもあるでしょう。

また、歯ぐきの状態が悪くなると、境目が目立ちやすくなり、見た目の印象にも影響します。セラミックを長く良好な状態で保つには、セラミックの歯の周囲を意識してしっかり歯磨きをすることが大切です。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある

歯ぎしりや食いしばりの癖があると、セラミックに大きな負担がかかります。特に就寝中は無意識のうちに強い力で歯を噛みしめていることがあり、その圧力が繰り返されると、セラミックに小さなヒビが入ったり、欠けたりする可能性があるのです。

また、セラミックだけでなく、周囲の天然歯や顎関節にも悪影響を及ぼすおそれがあるため、気になる症状があれば歯科医院で相談し、早めの対策を講じることが大切です。

硬い食べ物を噛んだ

セラミックは耐久性がある素材ですが、瞬間的に強い力が加わると破損することがあります。

たとえば、氷や飴、硬いせんべいなどを噛むと、部分的に強い負荷がかかり、ヒビが入ったり欠けたりすることがあります。特に、セラミック歯の角の部分や先端など、力が集中しやすい場所はダメージを受けやすいため注意が必要です。

セラミック歯を長く使うためには、過度に硬いものを避けたり、噛み方に気をつけたりすることが大切です。

強い衝撃を受けた

転倒やスポーツ中の接触などによって、口元に強い衝撃が加わると、セラミックが欠けたり外れたりする可能性があります。

セラミックは硬い反面、瞬間的な衝撃には弱い性質を持っています。事故や予期せぬトラブルを完全に防ぐことは難しいですが、運動時にマウスピースを使用するなどの工夫でリスクを軽減することができます。

定期的にメンテナンスを受けていない

セラミック歯を長く使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

しかし、メンテナンスを受けずにいると、セラミックの状態や噛み合わせの変化、小さなトラブルに気づくことが難しくなり、結果的に寿命が短くなる可能性があります。

たとえば、歯とセラミックの接合部にわずかな段差やすき間が生じると、そこに汚れが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病の原因となります。また、噛み合わせのバランスが崩れることで、一部の歯に過剰な負担がかかり、セラミックが欠けたりヒビが入ったりする可能性もあります。

これらの問題は、自覚症状がほとんどないことが多いため、歯科医院で定期的にチェックを受けることが重要です。

セラミック歯を長く使うためには

セラミック歯を長く使うためのポイントのイメージ

セラミック歯の寿命を延ばすには、日々の意識と専門的な対応が欠かせません。以下に、具体的な方法をご紹介します。

噛み合わせの調整をする

噛み合わせのわずかなズレでも、一部の歯に力が集中するとセラミックに負担がかかります。その状態が続くと、ヒビや欠けの原因になることがあります。

歯科医院では、咬合紙などを使って力のかかり方を細かく確認できるため、必要に応じて調整してもらうことが大切です。違和感があるときだけでなく、症状がなくても定期的な確認を習慣にすると安心です。

セルフケアを丁寧に行う

セラミックは人工素材のため虫歯にはなりませんが、土台となる天然歯や周囲の歯ぐきの健康が損なわれると、セラミックの安定性や寿命にも影響します。

とくに、セラミックと歯の境目は汚れが残りやすいため、毎日の丁寧なブラッシングが欠かせません。歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具も活用することで、より効果的に汚れを落とすことができます。

正しいセルフケアを習慣づけることが、セラミックの歯を長く使い続けるためには重要なのです。

歯ぎしり・食いしばりを改善する

歯ぎしりや食いしばりの習慣があると、セラミック歯に強い力が加わり、ヒビや欠けなどの原因になることがあります。特に就寝中は無意識に力が入りやすく、長時間負担が続く傾向があります。

対策としては、日中に上下の歯を離す意識を持つことや、ストレスをためない生活を心がけることが大切です。また、夜間の保護にはナイトガードが役立ちます。これは就寝中に装着する装置で、歯の接触を和らげて圧力を分散させる役割があります。

こうした習慣や道具を取り入れることで、セラミック歯への負担を減らし、良い状態を保ちやすくなるでしょう。

定期的に歯科検診を受ける

セラミック歯を長く使い続けるためには、定期的に歯科医院で検診を受けることが欠かせません。

見た目に問題がなくても、噛み合わせの変化や歯ぐきの状態、接着部分の劣化などが少しずつ進んでいることがあります。これらは自分では気づきにくいため、歯科医院で定期的にチェックしてもらうことが大切です。

また、検診では、専用の器具を使ったクリーニングを受けることもでき、普段の歯磨きでは落としにくい汚れを除去できます。お口全体の健康が保たれていることで、セラミック歯の寿命を守ることにもつながります。

3か月から半年に1回の頻度で検診を受けることで、小さな変化を早めに見つけやすくなり、トラブルを未然に防ぎやすくなります。

まとめ

セラミックの歯を見せて笑う女性

セラミックは、美しさと機能性を兼ね備えた素材として多くの人に選ばれています。

しかし、永久に使えるわけではありません。セラミック歯の寿命は、素材の特性だけでなく、日常生活での扱い方やケアの質によって大きく変わってきます。

毎日の歯磨きを丁寧に行うこと、歯ぎしりなどの癖に対処すること、そして歯科医院で定期的な検診を受けることが、良好な状態を保つためのポイントです。治療後も天然の歯と同じように意識して手入れを続けることが、長く快適に使い続けるための基本となります。

セラミック治療を検討されている方は、品川区大崎、JR「大崎駅」南改札より徒歩5分にある歯医者「いばた歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、丁寧なカウンセリングを重視しており、生涯を見据えた歯科治療を提供しています。当院の診療案内ページはこちら、お電話による予約も受け付けております。

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