歯のコラム

審美歯科とは?治療内容・費用や選び方まで徹底解説

こんにちは。品川区大崎、JR「大崎駅」南改札より徒歩5分にある歯医者「いばた歯科」です。

白く美しい歯や整った口元は、第一印象を大きく左右すると言われています。近年、見た目の美しさに対する関心が高まる中、歯科医療の中でも「審美歯科」という分野が注目されるようになってきました。

単なる虫歯治療だけではなく、歯並びや歯の色、歯ぐきのバランスなど、より自然で美しい口元を目指す治療が求められているようです。

では、審美歯科とは具体的にどのようなものなのでしょうか。一般歯科との違いや、なぜ今これほどまでに審美歯科が注目されているのか、その背景についても詳しく解説していきます。美しい笑顔を手に入れたい方にとって、知っておきたい情報が満載です。

審美歯科とは

審美歯科のカウンセリングのイメージ

審美歯科とは、歯や口元の見た目の美しさと機能性の両立を目指す歯科領域です。具体的には、歯の色や形、歯並び、歯肉のバランスなどを改善する治療が含まれます。

例えば、ホワイトニングによる歯の漂白、セラミックを用いた補綴治療(被せ物や詰め物)、歯列矯正などがあります。これらの治療は、単に見た目を整えるだけでなく、噛み合わせや発音、口腔内の健康維持にも寄与する場合があります。

治療法は保存治療(CR充填など)、外科治療(歯肉形成)、補綴治療(クラウンやブリッジ)、インプラントなど多岐にわたります。

一般歯科との違い

一般歯科はむし歯や歯周病の治療、予防を主な目的としていますが、審美歯科は「見た目の美しさ」を重視しながら機能も回復させる点が特徴です。

例えば、むし歯治療で用いられる詰め物も、審美歯科では自然な色調や形態にこだわった材料(セラミックやジルコニアなど)を選択することが多いです。

また、審美歯科では患者さんの希望やライフスタイルを重視したカウンセリングが行われるため、治療前に「どのような見た目を目指したいか」「どの程度の治療期間や費用が許容できるか」など、具体的な質問や要望を伝えることが大切です。

専門的な知識を持つ歯科医師や、認定歯科衛生士が在籍しているかも確認すると良いでしょう。

審美歯科が注目される背景

近年、SNSやメディアの影響で口元の美しさへの関心が高まっています。さらに、歯の健康と全身の健康が密接に関わっていることが広く知られるようになり、見た目の改善だけでなく、長期的な健康維持を目的に審美歯科を選ぶ方も増えています。

また、審美歯科治療後のセルフケアや予防も重要であり、正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、食生活の見直しなど、日常的なケアが治療効果の持続に役立ちます。歯科医院では、これらのセルフケア方法についても具体的に相談することが可能です。

審美歯科の主な治療内容

ラミネートニベアの色を確認する様子

美しい歯並びや白い歯は、見た目だけでなくお口の健康や自信にも大きく関わります。審美歯科とは、歯や歯ぐきの色・形・位置などを整え、自然で調和のとれた口元を目指す歯科医療の一分野です。

ここでは、審美歯科で行われる主な治療内容について、具体的な方法やその特徴、治療を検討する際に知っておきたいポイントを詳しく解説します。

ホワイトニング

ホワイトニングは、歯の表面や内部に沈着した着色汚れや変色を、専用の薬剤で分解・漂白し、歯本来の白さを引き出す治療法です。歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあり、それぞれ効果や期間が異なります。

セラミック治療

セラミック治療は、虫歯治療や歯の形・色の修正に用いられる方法で、金属を使わずにセラミック素材の詰め物や被せ物を装着します。セラミックは天然歯に近い透明感と強度を持ち、変色しにくい特徴があります。

保存治療(虫歯の除去やCR充填)や補綴治療(被せ物やブリッジ)としても活用されます。治療選択時には「歯ぐきとの適合性」「金属アレルギーの有無」などを歯科医師に確認すると良いでしょう。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り、セラミック製の薄いシェルを貼り付けて歯の色や形を整える治療法です。前歯の隙間や軽度の歯並びの不正、変色などに適応されます。治療の適応範囲や耐久性、将来的なメンテナンスについても、歯科医院でしっかり相談することが大切です。

矯正治療

矯正治療は、歯並びや噛み合わせをワイヤーやマウスピース型装置で長期間かけて整える治療です。見た目の改善だけでなく、虫歯や歯周病の予防にもつながります。治療期間や費用、装置の種類、歯周病専門医の関与など、事前に詳しく質問し、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

ガムピーリング・歯肉マッサージ

ガムピーリングは、歯ぐきの黒ずみ(メラニン色素沈着)を薬剤やレーザーで除去し、健康的なピンク色の歯ぐきを目指す治療です。歯肉マッサージは血流を促し、歯ぐきの健康維持やリラクゼーションに役立ちます。

これらの施術は歯周病予防や審美性向上に寄与しますが、歯ぐきの状態によって適応が異なるため、専門家による診断が欠かせません。

 審美歯科の流れ

審美歯科治療を受ける際のポイントを伝える女性

審美歯科治療は、初診カウンセリングから始まり、診査・診断、治療計画の立案、実際の施術、経過観察という流れで進みます。カウンセリングでは、ご自身の希望や不安、過去の治療歴などを具体的に伝えることが重要です。

また、治療後は、美しさと健康を維持するために定期的なメンテナンスが不可欠です。歯科医師の指示に従って、定期的に受診しましょう。

審美歯科の費用

審美歯科にかかる費用のイメージ

審美歯科の治療には、ホワイトニングやセラミッククラウン、ラミネートベニアなど多様な選択肢があります。ホワイトニングは1回1万円から3万円程度、セラミッククラウンは1本あたり8万円から15万円程度が一般的です。矯正治療は、20万円から80万円程度が目安でしょう。

治療内容や使用する材料、歯科医院の設備によっても費用は変動しますので、事前に見積もりを確認しておきましょう。

保険適用と医療費控除

審美歯科の多くは、見た目の改善を目的とするため健康保険の適用外となります。

ただし、機能回復を主目的とした場合や、歯の欠損による咀嚼障害の改善など医学的な必要性が認められる場合は、保険が適用されることもあります。

また、自由診療であっても医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除とは、1年間(1月1日から12月31日)の医療費が一定額を超えた場合、税金の控除を受けられる制度です。通院の際の公共交通機関の交通費なども対象となるので、領収書などを保管しておきましょう。

費用を抑えるためのポイント

費用を抑えるには、治療内容や材料の選択肢を歯科医師と十分に話し合うことが大切です。例えば、保険適用範囲内での治療方法や、必要最小限の治療計画を検討することで、負担を軽減できる場合があります。

また、歯周病専門医や認定歯科衛生士が在籍する医院では、予防やメンテナンスの指導も受けられるため、長期的なトラブル予防にもつながります。

まとめ

白く綺麗な歯を見せて笑う女性

審美歯科とは、歯や口元の美しさに焦点を当てた歯科治療の分野で、ホワイトニングやセラミック治療、歯並びの改善などが主な内容です。見た目を整えるだけでなく、機能面や健康にも配慮した治療が行われます。

審美歯科を検討されている方は、品川区大崎、JR「大崎駅」南改札より徒歩5分にある歯医者「いばた歯科」にお気軽にご相談ください。当院では、丁寧なカウンセリングを重視しており、生涯を見据えた歯科治療を提供しています。

当院の診療案内ページはこちら、お電話による予約も受け付けております。

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